「ハンナとハンナ」を観てきました、2ヶ月前…[追記あり]

マナカナ,文化・芸術

もう、古い話で恐縮なのですが、8月16日、「ハンナとハンナ」と言う朗読劇(ドラマ・リーディング)に行ってきました。場所は、京王線仙川駅そばのせんがわ劇場でした。主演は、三倉茉奈さんと三倉佳奈さんでした。

以前、簡単なレポートはしました。

今回は、もう少し詳しく書いてみようと思います。

朗読劇は、かなり集中して聞かないと、理解するのが難しいです。まず、登場人物を理解するのが重要です。朗読が始まってすぐに、劇中の台詞の中で、登場人物の説明があります。これをしっかり聞かなくてはなりません。

私は、マナカナファンの仲間(JINさん)に、冒頭の登場人物紹介をしっかり聞いておいた方が良いと助言されたのにもかかわらず、ちょっと、ぼーっとしてしまいました。三倉佳奈さんの役者スイッチの入りっぷりに、魅了されていた為です。すごかった…。

「ハンナとハンナ」は、東京での舞台の前に、先に沖縄で公演されていたのでした。

ちょっとカンニングして、登場人物をおさらいします。カンニング先は、次の所です。ありがとうございます。

ハンナA(イギリスハンナ)
Hannah 16歳(三倉佳奈)
ジョー
イギリスハンナの兄 、警察官、親コソボ難民派
(名前不明)
イギリスハンナの祖母、最初引きこもり、後にコソボ難民を助けるボランティア
ブル(ウシガエル)
イギリスハンナの彼→元彼、反コソボ難民派
ハンナB(コソボハンナ)
Hanna 16歳(三倉茉奈)
アルビン
コソボハンナの兄、サッカーが好き
フローラ
コソボハンナの母、看護婦

全部で7人出てくるのですが、この人たち全員を、三倉茉奈さんと三倉佳奈さんで演じます。演じるって言うか、その人の台詞をハンナA/Bに語らせるって言うか…。うーん、基本的な事なのに、思い出せない。でも、その場では、誰の話をしているのか、ちゃんと伝わってきました。ブルを演じる時は、ブルのトレードマークのキャップを被って、わかりやすくしていました。

舞台上もシンプルなんですよ。イス(箱)が2つと、スケッチボード1枚。これで、すべてを表現します。

書いている内に、だんだん思い出してきました。全くメモをしていないので、記憶だけが頼りです。突っ込み歓迎です。

【あらすじ】

コソボ難民のハンナBが、イギリスのマーゲットにやってきます。やっと安定した生活が出来ると思ってやってきたのに、そこにあったのは差別と偏見。冷たく扱われます。そこで知りあったハンナAからも冷たくあしらわれ…。

ハンナAには、アパートに引きこもった祖母がいました。ハンナBの兄アルビンがブル(ウシガエル)らに殴られて、その治療の為にハンナAのアパートに行き(殴られた場所と近かった)、そこにハンナBの母フローラがやってきます。その後で、ハンナAの祖母をフローラが面倒を見るようになり…。

その事件をきっかけに、ハンナBとハンナAが手紙のやり取りをしながら、歌を通じて仲良くなって行きます。ところが、二人が仲良くしている所を、反コソボ難民派のブル(ウシガエル)に見られ、ハンナAも迫害を受けるようになってしまいます。

ある日、ハンナB一家がコソボに帰る事になり、バスだったかトラックだったかに乗り、長い間、揺られていました。迫害を受けていたハンナAも、そのバスかトラックの荷物室に居て、暗い中孤独に揺られていました。

もう会えないと思っていた、ハンナBとハンナAが、車の着いた先、コソボで感動の再会をします。めでたし、めでたし。

こんな話だったと思うのですが、うーん、やっぱり覚えていない…。せっかく、楽しく劇を聞けたのに、1回だけでは覚え切れません。直後だったら、もう少し覚えていたのですが、2ヶ月も経っていますから…。

この劇は、最高でした。台本を持ちながらの朗読劇と言いながらも、舞台の上で演技もしますし、歌も歌います。その歌が、音程をとるのが難しそうな歌なのに、三倉茉奈さんも三倉佳奈さんもしっかり歌っていました。

チャンスがあれば、もう一度、観てみたいです。一度とは言わず、二度、三度でも。

検索していたら、スケッチボードの絵を描いた人のブログを発見しました。

(追記 2010-08-16 19:26)あらすじに間違いがある事がわかりました。次の記事に訂正版を載せておきますので、ご確認下さい。

Posted by お市のかた