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艱難汝を玉にす

「艱難汝を玉にす」(かんなん なんじを たまにす)。山本有三の「路傍の石」で、初めてこの言葉(ことわざ)に触れた時、感動しました。苦労して、自分を磨かなければと思って…。

その一方で、ほぼ同時期に、「磨きすぎたら、玉そのものが無くなってしまうじゃないか」と言うような記述も読みました。芥川竜之介の作品だったのではないかと思います。「侏儒の言葉」で、このことわざに触れられているのですが、記憶していた内容と違います。

その頃は、苦労して自分を磨くことを選択しました。

なぜ、こんな事を書いているかと言うと、最近、自分を徹底的に磨くのに疲れてきたからです。若い時は、がむしゃらに努力して、働いてきました。でも、頑張りすぎて体調を崩し、まだ引きずっています。

世の中には、いくら働いても、限界を知らないスーパーマンがいます。そんな人の下で働くと大変です。

この前久しぶりにカウンセリングを受けて、永く働きたいなら、今無理してはダメなんじゃない? と言われました。同じことを病院の先生にも言われています。確かにそうです。

自分としては、限界まで働いて、自分をもっと高めたいと言う希望・目標・欲があります。でも、頑張りすぎて、壊れてしまったら、元も子もありません。自分だけではなく、家族も苦しめます。

どこかで、折り合いをつけなければならないのでしょうね…。普通の人間は…。

出来ると思っている内は、頑張らなければならないと思っています。頑張れ、若い人!! 体を壊すまでやる必要はないと思うけれど、挑戦は必要だと思います。

私は今、何もしていない訳ではなく、無理のない範囲で自分を高める努力はしています。それを止めたら、自分が自分でなくなってしまうのではないかと思うからです。自分とうまく付き合って行くしかありません。

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