LGBTってなんだろう?

2017年9月16日読書ノート

書名 LGBTってなんだろう?
著者 薬師実芳、笹原知奈未、古堂達也、小川奈津己 本の所在 図書館
出版社 合同出版 価格 1,800円+税
出版年 2014年09月25日 評価 ★★★★☆
読書期間 2017年09月06日〜2017年09月12日
心に残った言葉

私が話をするときに、いろんな生徒がいるじゃない?親が亡くなってしまったとか、いじめられてきたとか。だから、LGBTのことにかぎらず、何かを話すときは、"このクラスの中でこの話を聞いて一番つらい思いをするかもしれない子"を頭に置いて話すようにはしていたのね。だから、そういう観点でLGBTのことも付け加わったって感じかな。

LGBTってなんだろう? P109より

LGBTの子どもが自分らしくいられる学校は、LGBTでない子どもにとっても自分らしくいられる学校です。

LGBTってなんだろう? P110より

感想

色々な状況に対して、その解説、周りの人がどう対処すれば良いか、当事者の実例と言う構成になっています。どう言う状況で、どう言う風に困り、どうすれば良いかを具体的に理解できます。

当事者は、他の人と違う事を意識させられ、それをどう対処してきたかがわかります。やはり、相談できる理解者に巡り会えない事が一番の悩みのようでした。

外見から「男らしい行動規範」「女らしい行動規範」を決めてしまう事が問題と思われます。

そして、LGBTの方がカミングアウトするときの気持ち(「知ってほしい」「困っている」があるそうです)、そしてカミングアウトを受ける時の対応方法についても書かれています。

LGBTについての基礎知識、彼ら・彼女らが困っていること、どうすれば皆が暮らし良い社会を作れるのかが理解できます。

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LGBTってなんだろう

読書記事

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Posted by お市のかた